トルコの貿易省当局者(Turkey’s Trade Ministry :TTM)は、5つの州で野菜卸売市場を捜査し、同省が恣意的な値上げをしてとして、法的措置を取ると発表しました。
トルコ政府は、インフレが急上昇する中、小売業者や卸売業者に警告し、食品価格の高騰を警戒しているのです。
アンカラ、アダナ、イスタンブール、メルシン、アンタルヤで行われた抜き打ち調査結果では、「需要と供給に対応しない極端な値上げ」があるということでした。
TTMは、不適正な値上げの罪で有罪判決を受けたサプライヤーに対し、法的手続きを開始すると発表しました。

2019年1月のトルコのインフレ率は、食品のインフレ率が25.1%から年間31%に急上昇したため、前月の20.3%から20.4%に上昇した。 政府はすでに、価格操作を行っている業者に対して、自治体警察などによる調査を行ったり、罰金の徴収などの対策を行っているようです。
水曜日(2019.2.6)には、トルコの財務省とBerat Albayrak財務大臣は、「食糧テロ」によってトルコの高いインフレが 引き起こされており、それを止めるために来週には措置をおこなうと宣言しました。
Turkish authorities raid wholesale vegetable markets in multiple provinces
インフレ率により、トルコリラが大きく動きます。スワップポイント狙いのみいのとしては、現在の高金利を維持したまま、安定した政治、財政を保っていけるといいのですが。
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