株価指数CFDの中でも私が投資・運用しているのは、イギリス株価インデックスの「FTSE100(買いポジション)」です。日経225の英国版といえばわかりやすいでしょうか。クリック株365で、これにレバレッジをかけて運用できるのが株価指数CFDの特徴です。現在は30倍までのレバレッジが認められています。
FTSE100の配当金
FTSE100は、英国の優良上場企業100社の株価をインデックスしています。
参考記事:FTSE100構成銘柄に一流企業がズラリ
配当金について日本と少し違うのは、日本の会社は3月9月決算が多いので配当が6月12月に集中しますが、英国では配当金が出るタイミングが会社によってまちまちで、ほぼ毎週どこかの会社で決算となり、買いポジションの場合、毎週多かれ少なかれ配当が付いているという状況です。1年間では、昨年の実績は年29,113円です。
レバレッジ30倍として、買いポジションの場合、最低証拠金26,000円で買って保持していれば、毎週配当金がついて1年後には29,000円増えているわけですから非常に効率が良いです。もちろんFXと同様で、最低証拠金だけでは相場が少しでも下落するとロスカット(退場)となってしまうので、余裕資金もあらかじめ入金しておく必要がありますのでご注意。
今月(2018.10)の配当金(実績・予想)の合計は1,984円
- FTSE100証拠金取引配当実績&予想 – MONEY SQUARE
10月の配当金(実績・予定)は合計約1,984円。
そして、10/15週(2018.10.15~19)の配当金は159円のはず。でも口座を確認すると先週比で▲86円。86円減っています。ん?
FTSE100の金利
昨年(2017年)11月までは、配当金がそのまま口座に反映されていました。
しかし、2017.11.22に東京金融取引所から、「海外株価指数証拠金取引の一部商品仕様の変更について」が発表され、FTSE100においても金利が適応され、2018.12.18から金利の支払い(売りポジションの場合は受け取り)が発生することになりました。
- 買いポジションの場合:配当金を受け取り、金利を支払う
- 売りポジションの場合:配当金を支払い、金利を受け取る
これにより日々発生する金利が毎日口座に反映され、週単位で見ると配当金が少ない週はマイナス計上となるわけです。
金利は株式相場や為替相場により日々異なりますが、先週は約35円/日でした。金利は土日の休日についても掛かってきます。FXでいうスワップ金利のイメージです。
ということで、今年からおよそ年29,000円の配当に対して、年12,000円の金利を支払うことになりますので、差引年17,000の利益ということになります。
1枚の購入金額は、リーマンショック時の下落幅を考慮して余裕資金を考えると、1枚250,000円くらい(レバレッジ約3倍)が妥当と考えますが、そうすると年利では6.8%の計算になります。昨年までは金利が発生しなかったので利回りは約11.6%でした。ずいぶんと念利回りが落ちましたが、日本の銀行に数年預けても缶ジュース1本も買えないのですから、有効な投資商品といえるのではないでしょうか。もちろん、相場の下落のリスクはありますし、逆に相場が上がることも十分あるので、ハイリスクハイリターンな商品です。
ちなみに私は140,000円で2枚で購入しています。レバレッジで約11倍、年利回り24%程度の計算になりますが、これでは相場が急落すると耐えられずロスカットする危険性が非常に高いのでオススメしません。私は預金口座に余裕資金をもっており、タイミングを見ながら追加資金投入していく予定です。
クリック株365は、東京金融取引所が運営しており、各証券会社が仲介する形で売買することができます。
私は、取扱い業者の中でも取引手数料が安いSBI証券で取引をしています。
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